◆ こちらは翡翠(?)ブレスレットの訳あり品セール販売となります。
◆ 工場カタログでは材質は翡翠でしたが、検査を行ったところ天然翡翠で確認可能な特性が検出されなかったため、翡翠ではない何かとして訳あり品セールとして投げ売りすることにしました。
◆ ひとつめの天然翡翠の確認方法として、天然翡翠は密度が高い針状鉱物であり、多孔質のように内部に空気を多く含む物質的性質が存在します。中国の本物の高価な天然翡翠を取り扱う場所では、天然翡翠は鍋に1度煮沸して常温まで放熱した水を入れ再加熱すると、翡翠に含まれる空気が膨張し翡翠からマイクロバブルが生じることで水が白く濁ります。煮沸して放熱していない水の場合は不純物で濁る場合があるため、必ず1度煮沸して放熱した状温水を使用します。この検査にて天然翡翠の物理的特性が生じなかった翡翠は、天然の本翡翠ではないことが確定するため訳あり品のセールとなります。
◆ ふたつめの天然翡翠の確認方法として、本物の高価な翡翠はハンマーで叩いても割れません。理由は先ほどの鉱物的性質と同じですが、高密度の針状構造を持つ硬度が高い物質であり、受けた衝撃を高密度の針状物質が全体に衝撃を拡散させる高硬度のクッションのように機能し、原理は異なりますがまるでオランダの涙(Prince Rupert's Drop)と呼ばれるガラスのようにハンマーで叩こうが弾丸で撃たれようが割れることはありません。試験用のブレスレットを分解してハンマーで叩いたところ普通に割れたので、天然の本翡翠でないことが確定したので訳ありセール品となります。
◆ 本物の翡翠で高価なものは本翡翠や硬玉と呼ばれ、ハンマーで叩いても割れず、非破壊方法だと煮沸放熱後の水に入れて加熱すると水が白く濁る性質をもち、これらの特性のない翡翠は高価な翡翠ではなく100g/1500円ほどの普通の翡翠となります。翡翠そのものは高価なものではなく、高いものはハンマーや煮沸で物理特性が確認できるもののみに限られ、それらの条件を持つ本翡翠と硬玉だけになり、それらの特性を持たない硬玉や本翡翠と明記していない高価な翡翠はぼったくりとなります。
◆ メーカーからの情報にて産地の表記はミャンマーとなっていましたが、信憑性はあまり高くありません。金属部分は合金(alloy)となっております。
◆ 装着サイズはアジャスターにて調節可能となっており18cm~23cmとなります。
◆ サイズが自分の想像と違うという方も稀にいるので、お手元に定規などを用意してサイズ目安をご確認ください。
◆ 色合いはご利用の端末の種類やディスプレイの種類、メーカーや設定などでも見え方が異なるため、表示された写真や動画と届くものの色合いに差異がある場合はありますが、不可抗力であるため保証対象外となります。
◆ 商品名は「疑惑の魅惑の翡翠ブレスレット」となり、高価な本翡翠や硬玉ではない100g/1500円の普通の翡翠またはそれ以外の何かの加工品であり、硬玉や本翡翠のような資産的価値のあるものではありません。世界各国で緑色の石を翡翠ではなくても翡翠として認識され流通しているため、鉱物的な翡翠とも異なっている場合や、人工的に製造された翡翠風加工品の可能性もあります。